今回は「子持ち高菜」について。
中国ではときどき見かけることもあったのですが、
やっと栽培することができました。
こんなのですね。
高菜なのですが、花芽を食べます。
その花芽が子どものように見えることから、子持ち高菜という名前なんですね。
ちなみに、
中国語では、儿菜(ércài)と呼ばれることが多いようです。
儿菜の儿は、児の意味(簡体字)ですので、「子ども菜」みたいな名前ですね。
そんな子持ち高菜、栽培は高菜と同じだと思いますが、
栽培のまとめてみました。
栽培の流れ
今回、種まきは9月の上旬くらいでした。
直播きよりも、育苗トレイやセルトレイに種まきをした方がいいと思います。
最近では、ホームセンターなどで見かけることもありますので、
手に入りやすくなってきました。
これは、定植して1か月くらいでしょうか。
11月11日の子持ち高菜です。
見た目は、ふつうの高菜と同じですね。
さらに12月26日の子持ち高菜はこちら。
葉っぱがどんどん茂ってきました。
ただ、子持ち高菜のような花芽はありません。
葉っぱは生でかじると、苦いです。
1月15日になると、次のような花芽が出てきました。
これは、小さい株の花芽です。
葉っぱの色も少し黄色く、株も小さめ。
おそらく、肥料が切れてしまったのだと思います。
子持ち高菜は、肥料をたくさんやった方がいいんでしょうね。
今回、草を抑えるために、黒マルチをしましたが、
その結果、追肥が面倒になり、手を抜いてしまいました。。
黒マルチなしで、栽培すると良かったかもしれませんね。
2月に入って、次のような子持ち高菜も採れるようになりました。
これくらいのサイズがベストですね。
一株からは、どんどん収穫できますので、
とにかく株を大きく育てるのがポイントのような気がします。
栽培した感想
ちょっと収穫が面倒ですが、ブロッコリーなんかを冬に栽培するよりは、
面白いんじゃないかという感想です。
同じ面積であれば、ブロッコリーよりもたくさん収穫できます。
少しずつ栽培する人は増えてきてはいますが、
今ならブロッコリー栽培よりオススメかなと思います。
しかも、
天ぷらでも、湯がいても、美味しいのが嬉しいですね。
お酒のおつまみなんかで、食べてみるのもいいかもしれません。