2021年08月14日

【兵庫県伊丹産】ライチの栽培記録(2021年)

そろそろまとまった量のライチが収穫できると期待していた2021年。

8月になって収穫を迎えました。

しかしながら、

予想よりもかなり少なかった結果となりました。


その経緯と反省をまとめていきたいと思います。



開花から結実まで


つぼみができ始めたのは4月上旬でした。

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4月下旬になると、ライチの花が満開に。

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ここまでは順調でした。

ただ、このあたりから、「すす病」が広がってきました。


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実もつくのですが、落果が多く、開花した量に比べて

圧倒的に数が少なくなってしまいました。。


それでも、なんとか生き残った果実たちは、

8月上旬になって、完熟に。

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もちろん、

みずみずしく、ぷるぷるの果肉、甘味と独特の風味は格別でした。

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たくさん、収穫できなかったのが残念です。。



ライチの病害虫について


今年、一番影響があったのが「すす病」でした。。

葉っぱに「すす」がついたようになります。

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すす病が広がった理由は、ライチの花の蜜が異常に多いことが

原因じゃないかと推測しています。

来年はちょっと対策しないとダメですね。


あと、そこまで影響はないかと思いますが、

カイガラムシが大量に発生しました。

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基本的には、手で取りましたが、ちょっと面倒くさかったです。



まとめ

2021年は果実の数が少なかったため、

樹の生長が進みました。

来年は、樹が大きくなった分、収量が期待できそうです。

というわけで、

来年は、病害虫の対策がカギになりますね。


posted by Terragen Farm at 19:05| Comment(0) | TrackBack(0) | ライチの栽培記録