2022年08月30日

【兵庫県伊丹産】ライチの栽培記録(2022年)

2022年のライチ栽培について、今年もまとめてみようと思います。

結果的には、収量は年々増えているものの目標には程遠いって感じですが、

考えられる理由などを整理していきます。



ライチの成果(2022年度)

うちにはライチが以下の3品種があります。

◆クウェイメイピンク

◆ワイチ

◆サラシエル


クウェイメイピンクが一番本数が多いのですが、それらについては
あまり収穫てきませんでした。

一方、ワイチ、サラシエルについては昨年の倍ほど収穫でき、
年々、収量が上がっています。

ライチの木自体は小ぶりなのですが、結実した数も多く、
現時点ではまずまずといった感じです。

lychee_2022_03.jpg



昨年課題だった防除について

昨年は、スス病にかなりやられて、
ライチの実がかなり落ちてしまいました。

今年はスス病の原因がアブラムシにあると考えて、
「ムシラップ」などを利用しました。

かなり念入りに退治していったので、アブラムシによる
葉っぱの変形などもなくなりました。


ただ、一部のライチにおいてはスス病が発生。
アブラムシがいないはずなのに。。


その理由については、もしかしたら豊富な花の蜜なのかと思ってます。

対策としては、うちのミツバチに吸ってもらうことかなと。

来年は一時的に温室に巣箱を移動して、対応しようか検討中です。



クウェイメイピンクの開花不良について

毎年、クウェイメイピンクの開花があまりよくありません。

その代わり、どんどん大きくなり目標の高さ2mに到達しつつあります。


開花が悪い理由をいろいろ検討した結果、
仮説として、春先の日照不足ではないかと。

サラシエル種とワイチ種が定植されているのは、
温室の東側、しかも温度が上がったタイミングで内張りを解放するのも東側でした。

lychee_2022_04.jpg
(写真はサラシエル種)

たしかに、クウェイメイピンクが植わっている西側は若干暗いため、
明るさが作用しているかもと考えるようになりました。


というわけで来年は、クウェイメイピンクに光が当たるよう、
配慮していく予定です。



ライチの味について

今年も美味しかったでですね。

育て方によってあんまり味に違いがでないような感じです。

とにかく品種選びなような気がします。

うちの品種は小ぶりな品種。


大きな品種の方が食べ応えありますが、
ちょっと味が落ちると思ってます(個人の感想です)

lychee_2022_02.jpg

生ライチのみずみずしさはもちろんですが、

凝縮された甘味と、独特の風味はやっぱり美味しいですね。


というわけで来年はもっと収量を増やすべく頑張ってみます。

posted by Terragen Farm at 20:21| Comment(2) | TrackBack(0) | ライチ関連