2022年09月20日

ライチの取り木をしてみた件

ライチも順調に大きくなってきました。

枝も混みあう個所もあったり、剪定も必要になってくるほど。

そこで、

どうせ切るならライチの苗を増やそうと考え、「取り木」を実行することにしました。

あんまり情報の無いライチの取り木、せっかっくなので共有してみます。



ライチの取り木とは?

苗を増やす手法で、挿し木などがありますが、
ライチは取り木というやり方で増やします。

おそらく、挿し木では発根しづらいなどの理由があるんだと思います。


やり方は簡単に説明すると、

枝についたまま根っこをはやすという手法です。

Youtubeなどの情報を参考にした内容ですが、
ちょっと次から説明していきますね。



ライチの取り木準備

用意したのは以下の道具たち。

lychee_ layering_2022_02.jpg


水苔、アルミホイル、梱包用のラップです。

やってみてわかりましたが、梱包用のラップ、持ち手はいらないですね。
邪魔でした。
持ち手なしもダイソーに売ってたと思います。


lychee_ layering_2022_03.jpg

水苔もホームセンターの園芸コーナーにあります。


このほかに、カッターナイフですね。

あと、「環状剝皮」用の道具もあれば便利です。

私はこの「環状剥皮ナイフ」を使いました。



ライチの取り木をやってみる

まず、直径1.5センチほどの枝を探します。

徒長してて、不要な枝を選びました。


その枝の皮をはぎます。

環状剥皮ナイフで周囲に切り込みを前後に入れ、カッターナイフで間を削ります。

lychee_ layering_2022_01.jpg


白くなる部分まで剥いだほうがいいような気がします。


lychee_ layering_2022_04.jpg


その剥いだ部分に水分を含ませた水苔をつけ、

アルミホイルで巻き付けます。


その後、ラップでぐるぐる巻きにして完了。

これで2か月前後待ちます。

lychee_ layering_2022_05.jpg




取り木を行った結果

だいたい1か月半後、アルミを取ってみました。

lychee_ layering_2022_06.jpg

すると、

白い根が水苔に出てました。

成功みたいですね。


lychee_ layering_2022_07.jpg

根よりしたの部分で枝をカットして、

土に植え替えです。


しっかり根付けば完了です。


ただ、初挑戦の今回は、成功率は2割ほど。

根が出てない個体も多かったです。

やり方が悪かったのか、時期が悪かったのか。

いろいろ試していくしかないですね。

posted by Terragen Farm at 19:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ライチ関連