今回はトカドヘチマ。
アジアの市場では、ときどき見かけたことがあり、
ちょっと気になってました。
こういう「ウリ」です。
角が10個あるからトカドヘチマという名前だそうです。
実際に切ってみた断面はこんな感じ。
そんなトカドヘチマを栽培した記録を以下にまとめてみました。
種まきからツルが伸びるまで
種まきは十分に暖かくなってから。
うちでは、ビニールハウス内でポットに種まきしました。
4月ころです。
その後、5月頃に定植。
ヘビウリとほぼ同じタイミングに植え付けました。
その後、、
ヘビウリは7月頃からどんどん実ができ、
出荷していったのですが、
トカドヘチマは、ツルが伸びるばかりで実がつく気配がなく。。
ちなみに、
ヘビウリと同じ、「きゅうりネット」を使って、
上に生長するようにしました。
ついに開花
8月13日やっと花が咲きました。
でも、
実が付きません。
どうやら、これは雄花。
雌花に受粉しないと実がつかないことに気づきました。
そして、、
さらにほったらかしにしていると、
9月中旬くらいから、雌花が咲き始めてきました。
花の根元が、トカドヘチマっぽいですね。
さらに様子を見てると、「ミニ」トカドヘチマになりました。
やっとです。
さらに、これが大きくなるのを待つと、、
ついに食べ頃のトカドヘチマができました。
ホントに時間かかりますね。
夏くらいには収穫したかったですが、
もう秋です。
どうやったら早く実がつくか、工夫が必要なのかもしれませんね。。
海外で見たトカドヘチマ
海外の市場で、トカドヘチマを何度か見かけ、
写真を撮ってたので紹介します。
そのときは、自分で育てるとは思ってませんでしたが、
中国の成都にて。
成都中心部にある市場で見かけたトカドヘチマです。
まっすぐで綺麗ですね。
つぎは、スリランカのコロンボ近くの市場で見かけました。
断面はしっかりトカドヘチマです。
たくさんあって、定番の野菜のようでした。
ちなみに
スリランカのダンブッラという街の近くで
トカドヘチマが栽培されてました。
栽培試験場でしたが、
アーチに這わせて、トカドヘチマを栽培してました。
これなら、まっすぐに生長しますね。
もしかしたら、
これが、早く実を付けるポイントかもしれませんので、
来年は試してみようと思います。