2020年09月01日

ライチの栽培記録(2020年)

2020年、無事ライチの収穫が終わりました。

まだまだ大量に収穫、販売できるまでの収量はありませんでしたが、

昨年より大幅に量が増え、ほっとしているところです。

まだまだわからないことも多く、試行錯誤の部分も多いですが、

2020年の反省も込めて、まとめてみたいと思います。


栽培の結果

2020年は、100〜200個程度で数キロといったところでした。

目標の200キロにはまだまだですが、少し近づいてきました。

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こんな感じに、たくさん実がつく枝もあって嬉しい限りです。



暖冬で焦る

ただ、少し失敗もありました。

2020年の冬は暖かく、ライチが2019年とは違った生長をしました。

2019年なら、花芽が出てくるはずの3月に、新芽(葉っぱ)が出てきたのです。

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これでは、「今年は花が咲かない?」と思い、ちょっと焦りました。

そのため、一部の株で花が咲くように摘芯してしまったり。。


ただ結果的には、この新芽が生長するとさらにその先から花芽が出てきました。

おそらく、

暖冬だったので、花芽が出ずに、先に葉っぱが出てきたんだと思います。

このあたりは、2021年の春にどう動くか注意が必要ですね。



開花から収穫まで

今年も生育の流れを簡単におさらいしていきます。

花が咲いたのは5月上旬。

これは結果的に昨年と同じ時期でした。

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6月上旬に、花が散って小さな実がついてました。

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7月上旬には、少しふくらんできました。

雨が続いたのが原因なのか、だいぶ落果しました。

これは防ぎようがないかもしれませんね。。

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8月上旬、食べられる大きさになりました。

まだ色が薄いですが、食べるとライチの味。

これくらいから、少しずつ収穫を始めました。

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収穫時期は8月上旬から8月中旬頃でした。

昨年より、少し遅め。

気候によって、変動するようですね。

うちの地域で栽培するなら、このあたりの時期がライチの収穫タイミングかもしれません。



来年に向けて

ライチの樹は順調に大きくなっています。

今では、大きいもので1メートル20センチくらい。

樹が大きくなれば、実がつく枝も増えますので、収量が増えます。

なので、

来年は今年の何倍もの実がつけるんじゃないかと期待ですね。

台風でビニールハウスが壊れなければ。。

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2019年09月05日

ライチの初収穫まで(2019年)

2017年に苗を購入し、栽培をしていたライチですが、

今年、初めて収穫ができました。

収穫できたライチはほんの少し。

でも、

やっと成果がでましたので、経緯をまとめてみることにします。



今年も開花!

昨年も咲いたライチの花ですが、

今年もしっかり咲いてくれました。

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この写真は5/20時点。

5月初旬からどんどん花が咲きましたが、

昨年の冬に向けた生育状況によって、開花する個体とそうでない個体がありました。

このあたりは樹が大きくなったときにコントロールしたいところです。



ライチが結実して。。

花が散ると、ライチの子どもができてきます。

間引きをした方がいいそうですが、今年は放置していました。

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少し大きくなると、こんな感じです。

ライチっぽくなってきました。

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ただ、

落果してしまうものがたくさん。

6月、7月の暑さも原因のひとつかもしれません。


落ちてしまったライチ。

この写真は7/15に撮ったものです。

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いざ、収穫!

成長途中のライチたちは、たくさん落ちてしまいました。

でも、

何とか生き残ったのが30個程度。

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これくらいの大きさになれば、もう落ちませんね。

あとは、熟すのを待つだけです。

この時点で7/24でした。




8月12日、熟してきました。

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少し赤色が薄いですが、食べてみました。

弾力のある食感と、ぜいたくな甘味。

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冷凍ライチとは全然違う、生ライチがやっとできました。



来年に向けて

ライチの苗を購入して、もうすぐ2年。

まずは、実がなるという成果を達成しました。

来年、以降はさらなる収量アップが目標です。

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ライチの樹は、現時点で1mほど。

あと3年で2mほどになってくれる予定ですので、

成長が楽しみです。

posted by Terragen Farm at 20:10| Comment(2) | TrackBack(0) | ライチの栽培記録

2019年02月02日

ライチ用温室を紹介 加温設備や寒さ対策について解説します。

うちには温室(ビニールハウス)が1棟あります。

ライチ栽培が目的ですが、

そのほかにもアボカド等の熱帯果樹の栽培、

また育苗にも利用しています。

今回は、そのビニールハウスについて紹介していこうと思います。


ビニールハウスの概要について

まずは、ビニールハウスの外観ですが、

こんな感じです。

greenhouse_00.jpg


大きさは、奥行きが30mで、間口(幅です)が8m。

他の農家さんのと比べると小さい方だと思います。

ただ、

ライチ栽培が2m程度に育つ予定ですので、

肩(サイドの直線部分の高さ)が2m強にしてあり、

背の高いビニールハウスの設計です。


ただ、2018年9月の台風で、一部のパイプが曲がるなど、
背が高い分、風の影響を受けやすいという弱点があります。


寒さ対策について


ライチは寒い日でも、3℃以上に保つ必要があります。

熱帯果樹の中では、比較的寒さに強い方ですが、

それでも、

普通のビニールハウスでは寒すぎたりします。


そのため、

うちのビニールハウスは最低気温を下げないための対策をしています。


まずは、

ビニールが2重になっています。

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こんな風に天井の下側に、ビニールが張ってあります。

暖かくなったら、巻き取って開放することもできます。


そして、

側面も2重になっています。
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この写真では、内側のビニールを巻き上げている状態ですが、

寒くなれば垂らして、2重にすることができます。



次は暖房です。

うちで使っているのは、この加温器。

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加温気から吹き出される温風は、両サイドにあるビニールを通って

全体に行き渡ります。

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加温器は、気温が6℃に下がると稼働するように設定していて、

気温は天井から垂らしたセンサーで感知するようになっています。

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今期の冬は暖冬ですので、あまり加温器が稼働する時間はあまりありませんが、

だいたい毎日、最低気温は4℃以上に保たれています。
(左下の表示です。)

greenhouse_07.jpg



ただ、ライチの最低気温だと耐えられない植物については、

別途、さらに温室を作ってあります。

廃棄ビニールをJAからもらって、簡単に組み立てました。

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ちなみに、内部にはパイナップルやパッションフルーツなんかを入れています。

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以上、温室(ビニールハウス)の紹介でした。

今回の冬もなんとか乗り切れそうですが、

心配なのが台風です。

もしかしたら、半年後には倒壊してしまっているかもしれません。。

posted by Terragen Farm at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ライチの栽培記録