2019年02月02日

ライチ用温室を紹介 加温設備や寒さ対策について解説します。

うちには温室(ビニールハウス)が1棟あります。

ライチ栽培が目的ですが、

そのほかにもアボカド等の熱帯果樹の栽培、

また育苗にも利用しています。

今回は、そのビニールハウスについて紹介していこうと思います。


ビニールハウスの概要について

まずは、ビニールハウスの外観ですが、

こんな感じです。

greenhouse_00.jpg


大きさは、奥行きが30mで、間口(幅です)が8m。

他の農家さんのと比べると小さい方だと思います。

ただ、

ライチ栽培が2m程度に育つ予定ですので、

肩(サイドの直線部分の高さ)が2m強にしてあり、

背の高いビニールハウスの設計です。


ただ、2018年9月の台風で、一部のパイプが曲がるなど、
背が高い分、風の影響を受けやすいという弱点があります。


寒さ対策について


ライチは寒い日でも、3℃以上に保つ必要があります。

熱帯果樹の中では、比較的寒さに強い方ですが、

それでも、

普通のビニールハウスでは寒すぎたりします。


そのため、

うちのビニールハウスは最低気温を下げないための対策をしています。


まずは、

ビニールが2重になっています。

greenhouse_06.jpg

こんな風に天井の下側に、ビニールが張ってあります。

暖かくなったら、巻き取って開放することもできます。


そして、

側面も2重になっています。
greenhouse_05.jpg

この写真では、内側のビニールを巻き上げている状態ですが、

寒くなれば垂らして、2重にすることができます。



次は暖房です。

うちで使っているのは、この加温器。

greenhouse_02.jpg


加温気から吹き出される温風は、両サイドにあるビニールを通って

全体に行き渡ります。

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加温器は、気温が6℃に下がると稼働するように設定していて、

気温は天井から垂らしたセンサーで感知するようになっています。

greenhouse_04.jpg


今期の冬は暖冬ですので、あまり加温器が稼働する時間はあまりありませんが、

だいたい毎日、最低気温は4℃以上に保たれています。
(左下の表示です。)

greenhouse_07.jpg



ただ、ライチの最低気温だと耐えられない植物については、

別途、さらに温室を作ってあります。

廃棄ビニールをJAからもらって、簡単に組み立てました。

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ちなみに、内部にはパイナップルやパッションフルーツなんかを入れています。

greenhouse_09.jpg


以上、温室(ビニールハウス)の紹介でした。

今回の冬もなんとか乗り切れそうですが、

心配なのが台風です。

もしかしたら、半年後には倒壊してしまっているかもしれません。。

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2018年12月20日

【油麦菜(ユーマイサイ)】中国のレタスを紹介します。

今回は、油麦菜という野菜について。

まだまだ栽培している人は少なく、近隣の阪神間でもなかなか見かけません。

そんな油麦菜ですが、

うちでは、よく作っています。

美味しい野菜ですので、簡単に紹介していこうと思います。



油麦菜とは?

中国の上海近くでは、人気のレタスだそうです。

こんな野菜です。

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レタスの仲間ですので、味もレタスに近い風味です。

豚肉やベーコンなどと炒めたりすると美味しいですね。

ちなみに、

中国語に近い発音だと、

カタカナで「ユーマイサイ」といいます。


油麦菜の育て方は?


種はなかなか売っていません。

ですので、

うちは藤田種子さんのネット通販から買っています。



楽天にもあります。




まずは種まきです。

ポット栽培でもいいですが、

うちは直播です。

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種はちょっと小さめ。

20センチ間隔のスジ蒔きでいいと思います。



本場が出てくるとこんな感じです。

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間引きしてもいいのですが、

もったいないので、

うちではもう少し大きくして、移植します。

あとは、大きくなるまで待つだけ。

追肥は1回くらいです。


ハモグリバエや、ナメクジがきますが、

比較的、虫に強い印象があります。



そして、

これくらいになったら収穫します。

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実際に中国で見てきました。

上海近くでは、人気の野菜ということなので、中国に行ってきました。

すると、

小さな八百屋さんでも、デパ地下でも売ってました。

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これはデパ地下なので、値段は高め。

200円以上ですね。



また、

上海の郊外では、種を売っている商店を見つけました。

日本では見ない種ばかりで、面白かったです。

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そして、

探してみるとありました、油麦菜。

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右上が油麦菜です。

(ちなみに、左下はパクチー、右下はミニ白菜です)

油麦菜の種はたっぷり入って、4元。
(80円ほどという激安でした)


まとめ

まだまだ知名度のない油麦菜ですが、

美味しいので、少しずつ人気が出てくると感じています。


うちでは、

ときどきスマイル阪神に出荷していますが、

気になる方はお問合せいただくと確実です。

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2018年12月01日

道具小屋を作ってみました。作成の様子を公開です。

今年から養蜂もはじめ、少しずつ道具が増えてきました。

収納する場所が欲しいということで、

ちょっとした小屋を作ってみることにしました。



設計図もなく、行き当たりばったりで作成したのですが、

思いのほか、うまくできたので公開しようと思います。




では、作成開始です。


まずは枠組みを作成しました。

だいたい、高さ2mくらいになるように。

この写真では、作りやすいように横倒しにした状態です。

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天井ができたので、起こしました。

ちゃんと基礎をした方がいいとは思いますが、

今回は、ブロックに乗せるだけにしました。

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天井あたりに小さな筋交い?を入れてみました。

電動のこぎり(丸ノコ)で切りましたが、斜めに切るのは難しいですね。。

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次は、床です。

野地板を貼りました。

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そして、壁を少しずつ貼っていっています。

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ちなみに、木材の固定に便利なのが、この金具。

simpson の金具です。

2×4(ツーバイフォー)の木材を使うなら、便利な金具です。

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こんなのもあったり、いろいろ便利です。

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simpson の金具は、他にもたくさん種類があるので、かなり応用が利きます。

ちなみに、

近所で一番品ぞろえがあるのは、宝塚のロイヤルホームセンターでした。




だんだん形になってきました。

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壁を貼り終わったので、

奥に有孔ボードを貼ってみました。

金具をひっかけて、道具を固定するのに便利です。

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外から見ると、こんな感じに仕上がりました。

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奥の壁、一面に有孔ボードを貼りました。

ただ、

有孔ボード、ちょっと値段が高いので、

余らないように切り貼りしたのがわかると思います。。

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Terragen Farm のロゴもしっかりと。

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実際に養蜂道具などを配置すると、

こんな感じです。

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まだまだ手を加えたいところがありますが、

一旦、終了です。


8月から、コツコツ初めて、2か月くらいかかりました。

いろいろ試行錯誤しながら、やり直しも何度か。



もしかしたら、来年台風が来て倒壊したり、

すぐ風雨で傷んでしまうかもしれませんが、

そうなったら、また作り直します。



まとめ

使った道具

・金づち

・インパクトドライバ

・木工ねじ

・波板

・傘くぎ(波板を固定するため)

・simpson 金具


かかった費用

5万円〜10万円くらい



以上です。
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2018年10月28日

【10月〜11月が旬】新鮮な落花生について説明します。

落花生、2018年は10月27日から出荷を開始しました。

今が旬の落花生ですが、

意外と知られていないことも多いですので、

今回、成長過程について説明してみようと思います。



落花生の種まき


5月〜6月頃、落花生の種をまきます。

うちは「おおまさり」という大粒の品種。


セルトレイに種をまいて、芽が出ると、

こんな感じです。
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10センチくらいまで大きく育ったら、

定植(畑に植えること)します。



落花生の花が咲いたら。。

夏になり、気温が高くなってくると、

ぐんぐん育ちます。
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同時に雑草もたくさん生えるので、適度に草取りも必要です。


すると、

落花生の花が咲き始めます。

黄色い花がちらほら咲いているのがわかりますか??
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花が咲き終えると、

落花生の茎から、ヒゲのようなものがたくさん伸びてきます。

これは、子房柄(しぼうへい)と呼ばれるもので、

これが、土の中に潜ります。

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そして、この子房柄の先に、落花生ができるんですね。

花が咲いて、子房柄が落ちて、実が生まれる、

なので、落花生という名前が付いたんでしょう。



いよいよ落花生を収穫

秋になり、だんだんと落花生の葉っぱが枯れ始めてきたら、

収穫のタイミングです。

peanut_05.jpg



掘ってみると、、

こんな風にたくさんの落花生が土の中から現れます。

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さきほど、説明した子房柄の先に、落花生の実がついてるのです。


掘った落花生を、水洗いして綺麗にすると、こんな感じです。

peanut_07.jpg




落花生の食べ方について


収穫したばかりの落花生は、一味違います。

普段、よく口にする落花生は、おそらく乾燥させて時間が経っています。


なので、

とれたて落花生は塩茹でなどで、食べると美味しいです。

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生でも食べることができて、サラダなんかに入れてもいいかもしれません。


ぜひ、生の落花生を試してみてください。



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2018年09月22日

カレーリーフ(カラピンチャ)を育ててみませんか?実際に育ててみた感想まとめ

実は最近、じわりと人気が出てきたカレーリーフ。

カラピンチャともいいますね。


スリランカ料理では、必須の食材で、

カレーリーフがないと料理が成り立たないというほど。


そんなカレーリーフは、生で手に入れるのが大変だったりします。

というわけで、

実際にうちで育ててみました。

ちょっと栽培状況をお伝えしていきますね。



カレーリーフ(カラピンチャ)とは

日本の料理では、ほとんど利用することのないカレーリーフ。

一般的に馴染みのないのは当然です。

まず、

うちのカレーリーフを紹介しますね。

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近所の苗木屋さんで苗を購入後、1年経過したカレーリーフ。

すでに1メートルくらいはあります。


もちろん、葉っぱはカレーリーフ独特の香りがします。



種から苗を育てるまで。

カレーリーフを大事に育てていると、白い花が咲きます。

こんなのですね。
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そして、

さらに待つと、

たくさん、実がつきます。

特に受粉作業などは必要ありませんでした。

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そのまま、放っておくと、

黒く熟していきます。

種には毒があるそうなので、食用には使わないでください。)



そして、


そんな種を一つ一つ、

育苗ポットに蒔いていきます。

すると、

2週間くらいで、

かわいい芽が出てきました。

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こんな芽でも、すでにカレーリーフの香りがします。

というわけで、

種から発芽までは、思いのほか簡単という印象でした。


カレーリーフを育てる注意点

やっぱり気を付けたいのは、冬の低温です。

うちのカレーリーフは、ビニールハウス内で冬を過ごしましたので、

綺麗に生長しました。


でも、

屋外では、枯れてしまったという話も聞きました。

沖縄などの暖かい地域ではない方は、

冬は屋内や暖かい場所で育てるのが必要でしょう。


一方、

春から秋にかけては、

ほとんど手間はかかりません。

鉢植えの場合は、

表面が乾かないように、水やりをしておけば大丈夫。

害虫もあまりつきませんが、

見つければ、取り除いておきましょう。



カレーリーフの苗を買うには?

もし、

近所にちょっとこだわった苗木屋さんがあれば、

カレーリーフの苗を置いているかもしれません。

でも、なかなか見つからないのが現状です。


もちろん、うち(Terragen Farm)でも苗木はあります。

取りに来ていただける方のみですが、個別に連絡いただければ直売可能です。

または、

スマイル阪神という野菜の直売所の苗木コーナーにも出荷しています。

こんな感じです。
karapincha_03.jpg


Terragen Farm のある兵庫県伊丹市近隣でない方は、

ネットで購入するのも一つの手段です。


楽天やアマゾンでも出品がありますので、

検討してみてはいかがでしょうか?








まとめ

カレーリーフは入手できれば、育てるのは比較的簡単です。

冬の寒さに十分注意して、育ててみましょう。


ドライ(乾燥)ではなく、生のカレーリーフは香りが全然違いますので、

ぜひ、体験してみてください。
posted by Terragen at 19:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記