ちょっとずつ知名度が上がってきた、
フィンガーライム。
苗木から育てて、2020年にやっと実を付けました。
これから育てようという方もいらっしゃると思いますので、
経験をまとめてみます。
苗木購入(2018年)
フィンガーライムについての情報がちらほら出てきた2018年。
園芸店でフィンガーライムの苗を見かけるようになりました。
当時、1本4000円程度。
まずは、試しにと購入しました。
今でも園芸店やホームセンターでも見かけることがあります。
値段は3000円〜6000円くらいでしょうか。
栽培適温について
栽培適温はよくわかりませんが、
寒すぎてもダメ、暑すぎてもダメ、ということは聞きました。
うちでは、
冬は最低3℃をキープするビニールハウス内に、
夏は西日の当たらない屋外で育てました。
ですので、
地植えはせずに、鉢(ルーツポーチ)に入れて
移動できるようにしてました。
花が咲いて、実がつくまで
苗を購入して、1年後には花が咲きました。
冬の温度環境にもよるとは思いますが、
うちは4月前後でした。
結局、2019年は花が咲いただけで、
結実できませんでしたが、3年目に向けて、期待ができる結果となりました。
やっと実がつきました。
苗木購入から3年目、2020年に実がつきました。
フィンガーライムというだけあって、
指のサイズくらいです。
うちは大人の小指くらいのサイズで収穫してみました。
食べててみると、、
期待通りのプチプチした食感。
いろんな料理に使えそうな食材ですね。
人気が出てくるのも当然だと思います。
栽培してみて感じた注意点
@アゲハチョウの幼虫に注意
かんきつ類なので、アゲハチョウの幼虫にたくさん食われました。
こまめに観察して、幼虫がいたら取り除きましょう。
Aトゲに注意
フィンガーライムの枝には無数のトゲがあります。
苗木を移動する際にも、よく刺さりました。
たくさん枝が出てくるので、邪魔な枝は剪定した方がいいでしょうね。
このトゲが気になる方は、育てるとストレスになると思います。
Bなかなか開花、結実しない??
今回、実がついたのは、フィンガーライムの一部の木。
品種がバラバラなので、それぞれによって最適な環境があるんだと思います。
ですので、
育ててるフィンガーライムで「確実に」実を付けるのは難しいんじゃないかという気がします。
来年(2021年)に向けて
2020年、実がつくということが確認できましたので、
来年はさらに収穫するという目標ができました。
これから、
フィンガーライムも注目されていくと思いますので、
気になる方はぜひ挑戦してみてください。
(でも、実を付けるのは難しい気がします)